事業内容
足場組立作業
鳶の基本となる足場組立作業です。 工事現場でよく見かける建物の周りにある足場。何のためにあるのかというと外壁工事をする際の足場で、安全に作業ができるように組立られるものです。 ほかにもパネルやシートで囲うことで落下物防止や騒音を防ぐ役割もある大事な工程です。
足場組立作業主任者
高さ5メートル以上の足場の組み立てには必要な資格で、作業に合った足場を組めないといけません。
日本での死亡災害は建設業で一番多いといわれています。
なかでも多い足場からの転落事故をなくしたいという思いから、平成29年7月1日以降、「足場の組立て・解体・変更」の作業を行うすべての方に、特別教育の受講が義務付けられています。
私たち宮崎組では「足場組立作業主任者」の資格取得制度を設けています。
未経験の方にも丁寧に教えていき、一人前の職人になってもらうよう努力しています。
鉄骨建方
私たち鳶職人の作業内容は足場の組み立てだけではありません。 資材、部材の搬入から柱や梁をつないでいく作業もあり、かなり重要な作業になります。 つないだ後も開口部の落下防止ネットの設置、外周には飛散防止ネットを張ります。 そして仮ボルト、本ボルト締め、デッキプレートの取り付けに移ります。
玉掛け作業
鉄骨を組み立てて行くにはレッカー車で鉄骨を起こさなければいけません。 玉掛作業とは吊り具を用いて行う荷掛けおよび荷外しの作業です。 クレーン等を用いて荷役運搬作業を行う場合には吊り荷をクレーン等のフックで吊るためのワイヤーロープの吊り具の準備、荷の吊り上げ、吊り荷の移動、吊り荷を所定の場所に設置、片付けまでの一連の作業、並びにクレーンへの合図動作、を含めて玉掛作業といいます。 一見簡単そうに見えますが、かなり危険で一歩間違えば大事故になりかねません。
デッキプレート取り付け
本締めが終わると各階の床デッキプレートを敷いていきます。敷いた後、梁に溶接で固定 します。 溶接跡の大きさとそのピッチが重要です。 デッキプレートが終わればコン止めを取り付けていき、各階のコンクリート打ちに備えます。